ドラッグ＆ドロップで使えるシンプルなJPEG リサイズツール「Picture Resizer」

今日は、ドラッグ＆ドロップで使えるシンプルなJPEG リサイズツール
「Picture Resizer」を紹介しようと思います。

• Picture Resizer
  

「Picture Resizer」は、シンプルなJPEG リサイズツールです。
ドラッグ＆ドロップや「送る」などから送られた単一 or 複数のJPEG ファイルを、
任意の縦 × 横サイズにリサイズすることができるというソフトです。
操作のためのGUI（ウインドウ）は持たず、基本的にアイコンへのドラッグドロップや
右クリックメニューの「送る」などを介して使います。


リサイズ先の縦 × 横サイズ等を、

“ （「Picture Resizer」本体の）ファイル名を変更することにより設定する ”

という、ちょっと変わった特徴を持ったソフトです。

使い方は以下のとおり。

1. デフォルト状態の「Picture Resizer」は、ドロップされた画像を
   
   
   オリジナルのアスペクト比（縦横比）を保ちつつ、「高さ400 ピクセル」
   
   
   の画像にリサイズしようとします。
   この設定でもよければこのままでもOK ですが、実行ファイルの名前を以下の
   ような書式でリネームしておくことにより、リサイズ先の縦 × 横サイズを自由に
   指定することができます。
   
   
   
   • 「高さ」を基準にしてサイズを指定
     「Picture Resizer」本体のファイル名の数値の部分（400）を、
     適当な数値に変更します。
     たとえば、実行ファイルの名前を
     
     
     「PhotoResize100.exe」
     
     
     というようにリネームしておくと、ドロップしたファイルを
     
     
     オリジナルのアスペクト比を保ちつつ、「高さ100 ピクセル」
     
     
     の画像としてリサイズすることができます。
   
   
   
   • 「画像幅」を基準にしてサイズ指定
     「高さ」ではなく、「画像幅」を基準としてリサイズしたい場合は、
     実行ファイルを
     
     
     「PhotoResizeW画像幅.exe」
     
     
     という書式でリネームしておきます^※1。
     ※1 例）　「PhotoResizeW240.exe」
     上記の例で言うと、ドロップしたファイルを
     
     
     オリジナルのアスペクト比を保ちつつ、「画像幅 240ピクセル」
     
     
     の画像としてリサイズすることができます。
   
   
   
   • 「高さ」「画像幅」をそれぞれ指定する
     「高さ」「画像幅」のどちらも手動で設定したい場合は、実行ファイルを
     
     
     「PhotoResize画像幅x高さ.exe」
     
     
     という書式でリネームしておきます^※2。
     ※2 例）　「PhotoResize320x240.exe」
   
   
   
   • 「画像比率」を指定してサイズ指定
     ピクセルサイズを指定してリサイズするのではなく、
     「現在からの比率」を指定してリサイズすることもできます。
     その場合は、「PhotoResizeP50.exe」というように、ファイルを
     
     
     「PhotoResizeP比率.exe」
     
     
     という書式でリネームしておきます。
     上記の例で言うと、ドロップしたファイルを
     
     
     オリジナルのアスペクト比を保ちつつ、50% の大きさ
     
     
     にリサイズすることができます^※3。
     ※3 比率は、1 ～ 10000 の間で指定することができる。
   
   
   
   • 「ファイルサイズ」を指定してサイズ指定
     画像のピクセルサイズではなく、“ 画像の最大ファイルサイズ（KB） ” を
     指定してリサイズを行なうこともできます。
     この場合、実行ファイルを
     
     
     「PhotoResizeM最大サイズ.exe」
     
     
     という書式でリネームしておきます^※4。
     ※4 例） 「PhotoResizeM100.exe」
   
   
   
   • 必要に応じて、ファイル名の末尾に
     
     
     
     • N - シャープ
     
     
     • H - ハイクオリティ（低圧縮）
     
     
     • L - 低画質（高圧縮）
     
     
     
     といったオプションを加えることも可能です^※5。
     ※5 「PhotoResize320x240N.exe」
   
   
2. あとは、リサイズしたいファイルや（ファイルの入っている）フォルダを、
   「Picture Resizer」のアイコンにドラッグ＆ドロップすればOK^※6。
   ※6 あらかじめ「Picture Resizer」を右クリックメニューのルートや「送る」に
   登録しておけば、ファイルやフォルダの右クリックメニューから簡単にリサイズ
   できるようにもなる。
   コマンドプロントが開き、リサイズ処理が実行されます。
   処理終了後は、「Enter」キーを押してコマンドプロントを閉じます。


3. リサイズされた画像は、元のファイルと同じフォルダに
   
   
   「元のファイル名-画像サイズ.jpg」
   
   
   という名前で出力されます^※7。
   ※7 例）「test-400.jpg」
   

ほかにも、様々なコマンドラインオプション を付加して使うこともできたりします。