複数の画像ファイルに、一括してウォーターマークを挿入「Bytescout Watermarking」

今日は、画像に「ウォーターマーク（すかし絵）」を挿入することができるソフトを
紹介しようと思います。

• Bytescout Watermarking

「Bytescout Watermarking」は、指定した単一 or 複数の画像ファイルの片隅に、
著作権マークのような感じでテキストを挿入することができるソフトです。

画像をウォーターマークとして挿入することはできませんが、挿入するテキストは
そこそこ詳細に設定することができたりして中々便利。

対応しているファイル形式は、入出力ともにJPG / PNG / TIFF / GIF / BMP です。



例 1） 画像の中央にうっすらと



例 2） 画像の右下に、角丸四角形タイプで

使い方は以下の通りです。

1. まず最初に、処理対象とする画像ファイルをリストに登録します。
   単一 or 複数のファイルを登録する場合は「Add files」を、
   フォルダ内のファイルを一括して登録する場合は「Add folder」ボタンを
   クリックし、対象とするファイル / フォルダを選択します。
   
   → 「Next」をクリック。


2. 挿入できるウォーターマークには、二つのタイプがあります。
   一つは、
   
   
   
   • 「Simple Text」 - 普通のプレーンテキスト 例
   
   
   
   もう一つは、
   
   
   
   • 「Annotation」 - 注釈タイプ 例
   
   
   
   です。
   どちらかをクリックし、選択状態にします。


3. 右側にある「Text」欄に、ウォーターマークとして挿入にするテキストを
   入力します（日本語も可）。


4. 続いて、「Font」欄で、テキストのフォント / スタイル / サイズ / 文字セット 等を
   設定します。


5. さらに、「Color」欄でフォントの色を指定し、「Transparency」欄で
   ウォーターマークの透明度を指定します。
   ウォーターマークの種類を「Annotation」にしている場合、「Color」欄で
   テキストの背景色も指定しておきます。


6. 「Placement」欄で、ウォーターマークを挿入する位置を指定します。


7. 「Preview」ボタンを押し、実際の出来上がり具合を確認してみます。
   
   → 「Next」をクリック。


8. 「Output Format」欄で出力先の画像フォーマットを指定し^※1、
   「Output Folder」欄で出力先のフォルダを指定します。
   ※1 「Keep original format」を選択すると、同じ形式で出力する。


9. 最後に、「Start」ボタンを押せばOK。
   指定しておいたフォルダ内に、処理済のファイルが入力時と同じ名前で
   出力されます^※2。
   ※2 出力先に同じ名前のファイルがあった場合、確認することなく
   上書きされてしまうので注意。